代表挨拶

代表取締役 松岡利昌

株式会社松岡総合研究所
代表取締役
経営コンサルタント

松岡利昌

Toshiaki Matsuoka

2003年32億あるヒトゲノムは、すべて解明されました。これで人間のDNAの構成がすべて明らかになり、ヒトの起源も明らかになったのです。このおかげで、なぜ病気になるか、それを直す為の再生細胞をどのように作り出すかも分かってきました。また、2011年人間の脳を模倣したニューロンチップが完成し、ノイマン型のパソコンの仕組みから人工知能(ディープラーニング)へと進化の道筋ができました。つまり、およそ人間とは何かという構造図が明らかになりつつあります。

ところが、どれだけ解明されてもまだ分からないことがあります。それは、人間はなぜ集まるのか。そして、なぜ知恵を生み出すかということです。人間はホメオスタシスとよばれる内部環境を一定に保つしくみがあります。しかし、人間は生体恒常性を保ちながら、決して一人ではいられないのです。必ず人と関わりながら、創造してしまう。人が集まり自己組織化を起こし、新しい秩序を生みだします。これを創発とよび、この成果がヒトの進化の軌跡だともいえます。

古今東西およそビジネスは、このような人間の新しいアイデアの発芽によって生まれてきました。このアイデアの組み合わせをイノベーションと呼んでいます。まだ誰も考えたことのないアイデアを生み出すことは、喜びでもあり、高い満足度を得ることができます。しかし、問題は、このアイデアをビジネスに転換できるかです。ビジネスモデル化できなければ、ただの思いつきにすぎず、天下の大発見や大発明も誰に知られることもなく、消え去ることになります。

株式会社松岡総合研究所は、このイノベーションのモデル化とそれを支える機能分野として経営基盤に着目して、コンサルティングを行ってきました。空間オフィス(ファシリティ)という経営基盤の中で生まれてくるイノベーションをビジネスモデル化します。企業、国、自治体、大学法人など、あらゆる組織が今、変革を求められています。既成概念を打ち破り、創発的アプローチを行いながら、人間の本来もつ能力を引き出すためにはどうすれば良いのか。そのアイデアをグローバルな戦略視点でイノベーションモデル化していくことを支援していきます。

株式会社松岡総合研究所
代表取締役 経営コンサルタント
松岡利昌
Toshiaki Matsuoka